劇団を率いる立場だからこそ、つくれる出会いがある。
- 晴香 村上
- 7月26日
- 読了時間: 8分
運営メンバー 古田龍さん(ワイルドバンチ演劇団 主宰)インタビュー
~一問一答式!~
――まずは簡単に自己紹介をお願いします。

ワイルドバンチ演劇団を主宰している、
古田龍と申します。
観てくださる皆様の魂を震わせ、心を奪える演劇づくりを目指して、日々活動しています。
――演劇を始めたきっかけを教えてください。
あまりこれといったきっかけはないのですが、子供の頃から無意識に演劇に惹かれていたので、「自分は演劇をやるためにこの世に生まれてきた」と都合よく解釈して続けています。笑
――ワイルドバンチ演劇団を立ち上げた経緯を教えてください。
元々は既成戯曲を上演する団体を運営していたのですが、自分たちの真価をオリジナル作品で試したいと思い、2017年に旗揚げ公演を上演しました。
―― 劇団として、作品づくりで大切にしていることは何ですか?
キャスティングと、チーム作りです。
スポーツなどでも、全国からエース選手を集めて結成した強豪チームを、日頃から訓練を共にしてきたチームが打ち破ることがあるように、
稽古で確かな信頼を積み重ねてきた強度の高いチームは、想像を遥かに超える観劇体験を生み出すことができると感じています。
―― 脚本・演出・殺陣と幅広く活動されていますが、それぞれの魅力を教えてください。
総じて「嘘のない」作品づくりを心掛けています。
ノンフィクションという意味ではなく、人間の身体や心情に偽りのない展開・状況をしっかりと描くことで、説得力のある演劇に昇華することを意識して創作しています。
その他、熱い脚本とスピード感のある演出が得意です!
――殺陣師として一番大切にしていることは何ですか?
役と俳優の心理に寄り添うこと。
なぜ刀を抜くのか、なぜ闘うのか、そのひとつひとつを丁寧に追いかけながら、言語化するつもりで振付をつくっています。
――劇団を主宰していて、「この瞬間が一番嬉しい」と感じるのはどんな時ですか?
出演者が褒められた時、そしてカーテンコールで素晴らしい音の拍手を聞けた時。
良い芝居のカーテンコールって、音が違うんですよ。
お客様が楽しんでくださったことがこちらにも伝わると、上演して良かったなと思えます。
――逆に、劇団を続けていく中で難しいと感じることはありますか?
観客動員数に関しては常に悩んでいます。
金銭的な面でもそうですが、いくら良い舞台をつくっても、今観てもらえなければこの瞬間は二度と届けることはできない。
だから少しでも多くの人に、特別な瞬間を目撃してほしいです。
―― 日本ステージプランナー協会と関わるようになったきっかけを教えてください。
第1回ドラフトオーディションの案内をいただき、参加したことがきっかけでした。
代表の村上さんの、演劇界に対する情熱と献身に触れ、その後も様々な形で関わらせていただいています。
―― 今回、運営メンバーとして参加しようと思った理由は何ですか?
なんか……村上さんと仲良くなったら、そういう話になりました。笑
でも、アイディアマンの村上さんから、いろんな企画の提案や展望を聞くだけでワクワクするので、可能な限りそれを実現できるように、一緒に考えたいなと思っています。
――古田さんは劇団・制作団体側のサポートを担当されます。どのような役割を担っていきたいですか?
ひとつの団体を主宰する人間として、同じ立場で団体を運営する方々の理想やご意見を、有益な形にまとめ上げて繋げる役割を果たせたらいいなと思っています。
―― YouTube運営にも携わっていただきますが、どんな企画を発信していきたいですか?
俳優たち自身の素顔や言葉を届けるコンテンツをつくりたいです。
舞台で観た俳優の新たな一面を楽しんでもらったり、動画の人物が舞台の上で演じる姿を観たくなるような、劇場での観劇がより楽しみになる動画をつくれたら良いなと思います。
――劇団主宰の立場から見て、ドラフトオーディションの魅力は何だと思いますか?
出会いの多さはもちろんなのですが、特に団体側は「人と向き合う」力を試されるので、個人的にはそこが魅力と考えています。
キャスティングにしろ演出にしろ、舞台をつくる上では俳優やスタッフ、そしてお客様と向き合って作品をつくることが肝要なので、その力が自ずと鍛えられる、そんな気がします。
――オーディションでは、俳優さんのどんなところを見ていますか?
やる気です!!!
やる気と言うと単純な根性論に聞こえがちですが、要は「説得力」みたいなもので、
たとえば自己PRでの発言から、今現在持っている能力、そして今後やりたいことの展望までが一貫性を持って示されていると、本気度の説得力が増すため、結果的に「この人はやる気があるな」という感想に繋がりやすいと思います。
また、事前に自分のことをしっかり分析してアピールを考えてきたんだな、という点も、やる気があることの証明になると思うので、
事前にたくさん考えて準備をして、実際のオーディションの場では、ご自身らしくのびのびやるというのが良いと思います。
――参加を迷っている劇団・制作団体へメッセージをお願いします。
企画としては本当に有意義であり、劇団側は参加して損するようなデメリットは全くないため、おそらく参加を迷う理由は、内容ではなく「運営してる奴らは大丈夫なのか?怪しくないのか?」というところだと思うんですよね。
正直、僕も初めて村上さんから参加案内のメールを戴いた時には「なんやこれ……新手の詐欺か??」と思いましたし、
今でも公式からのSNS発信などを見ると、「これ長文すぎて怪しいセミナーみたいじゃね……?」と思うこともあります。笑
なのでこれだけ言わせてください。
まったく怪しくないです!!!笑
これは内部の人間がいくらアピールしても説得力がないと思うので、やはり一度、思い切って参加してほしいですね。
そうすれば、SNSから受ける印象とはまったく違う感想を抱くと思います!
――参加を迷っている俳優の皆さんへメッセージをお願いします。
上記と同様「怪しくないよ!!!」ということはもちろんなのですが笑、特に俳優の皆様にとっては、身ひとつで新たな場所に飛び込むプレッシャーは相当なものでしょうから、不安や憂鬱な気持ちもあるかと思います。
実際ドラフトオーディションに限らず、人から見られ、審査されるという状況は、精神的に非常に過酷であるため、誰しもが望んで参加したがるものではないかもしれません。
ですが、だからこそ、一瞬でも「参加したい」と思った方は、その時点で勇気とチャレンジ精神を持った人物だと言えるでしょう。
あとは、実際に行動して、その勇気を結果に繋げていくだけだと思います。
自分の意志でエントリーし、自分の手で次のチャンスを掴み取り、そして自分の足で新たな一歩を踏み出してゆく。
そんなあなたを待っている人が、ここにはきっといるはずです。
――今後、日本ステージプランナー協会で実現してみたいことを教えてください。
基本的には、村上さんのアイディアを具現化していくことが一番かなとは思っていますが、やがて協会主催舞台の上演、及びその公演に向けてのオーディション企画がやれたら素晴らしいだろうなと思います。
やはりオーディションの終着地点は作品への出演であり、そしてそこからが本当のスタートだと思うので、協会でその一連のプロセスを完結できるシステムが生み出せたら良いなと、ぼんやり考えています。
古田さんを知りたい!ちょっと砕けた質問!
――好きな作品を3つ挙げるなら?
「大草原の小さな家」
「トイ・ストーリー」
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
……あれ?全部演劇じゃないですね。笑
―― 殺陣で一番好きな武器は?
これは難しいんですけど、結局一周回って日本刀が一番好きですね。
個人的には刃渡りと柄が長い刀が好きで、愛刀にしています。
他にはトンファーと鉤手甲、ジャマダハルが好きです。
――自分を漢字一文字で表すなら?
「龍」です。名前なので。笑
――演劇以外で挑戦してみたいことは?
バイオリンは弾けるようになりたいですね。
あとは、宇宙に行ってみたいです。
――最後に、読者の皆様へ一言お願いします。
人間は誰しも、本当は自分が思うよりもずっとすごい力があって、価値があって、可能性があるものです。
だからギリギリの限界まで、挑戦することを諦めずに生きていきたい。
少なくとも、僕自身はそう思っているので、同じようにこの世界で戦う人たちと、これから先の人生でもっと出逢えたらいいなと思っています。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
読んでくれたあなたと、どこかの劇場や稽古場、あるいはドラフトオーディションの会場でお会いできる日を、楽しみにしています!
古田 龍
ー
村上より
詐欺メールだと疑いながらも連絡をくれた古田さん(笑)
私も初めての開催で、まずは参加してくれる劇団さんをと必死にオファーの連絡を毎日していました。
そんな中、連絡を返してくれたことが嬉しく、また得体もしれない団体のXポストをリポストして拡散してくださり、本人には何度もお伝えしてますが、この劇団さんは大切にしようう心に誓いました(笑)
本当に当時の私は涙が出るくらいうれしかったことを覚えています。
色んな意見をくださったり、真剣に一緒に考えてくださったり、ワークショップの講師を務めてくださったり。
そんな中で、一緒にやりませんか?とお声がけさせて頂きました。
これから、一緒に日本ステージプランナー協会を盛り上げてくださることを楽しみにしています!



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